- HOME
- 赤あざ
赤あざ
赤あざとは
赤あざとは、生まれつき皮膚の血管が異常に増殖したもので、血管腫ともいいます。
症状例と治療について
症状例
- 単純性血管腫
生まれた時からみられる平らな赤いシミのようなあざです。 - 苺状血腫
生後間もなく、赤い斑点として現れ数カ月の間に大きくなり、イチゴのように皮膚に盛り上がるあざです。 - 毛細血管拡張症
- にきびの赤み
- イボ
- 下肢静脈瘤
- あしの静脈が拡張して瘤(こぶ)のように膨らんだ状態を下肢静脈瘤といいます。
- スカー
皮膚の傷跡です。(手術跡など) - ダーティネック
頸部(くび)にできた色素沈着(色が黒くなること)のことをいいます。 - シワ
- シミ
治療について
このレーザー治療のレーザー光は、血液中のヘモグロビンに選択的に吸収される特徴があります。
毛細血管が凝集した病変部では、ヘモグロビンがレーザーの光エネルギーを吸収し、熱変換することで血管内壁が熱破壊されて血管を閉塞させます。
照射時間を調節できるという新機能を有しており、これにより毛細血管の血管径に応じた照射時間を適宜設定することが可能となりました。
また、冷却装置が装備されていますので、レーザー照射直前に寒剤を吹きつけることにより皮膚を保護します。
Cynergy J
症状例
- 単純性血管腫(ポートワインステイン)
- 苺状血管腫
- 毛細血管拡張症
- 老人性血管腫
- 静脈瘤
- 酒さ
血管病変治療 – 作用機序
- 血管内の赤血球(酸化ヘモグロビン)にレーザーが吸収される
- 吸収された際に発生する熱により、血管に障害が生じ破壊される
冷風機(Cryo 6)による冷却
- 照射中のみならず照射後も冷却
- 合併症のリスク軽減
※クリニックで治療できないものもございますので、恐れ入りますが、来院前に一度お電話でお問い合わせをいただきますようお願いいたします。
保険適用の症例
単純性血管腫(ポートワインステイン)
- 生まれた時より存在し、隆起しておらず境界が明瞭
- 鮮紅色、紫紅色、淡紅色、赤褐色
- 大きさや形は多様
- 自然消失しない
- 加齢により濃くなることがある
苺状血管腫
- 新生児の血管性母斑の中で多くみられる
- 生直後~生後3週間で紅斑として出現
- 隆起・増殖後に自然退縮する傾向がある
- 紅色、青色、皮膚色
- 生後3カ月までは急速に増大
毛細血管拡張症
- 顔面の頬、鼻、頸部、下肢に多く見られる
- さまざまな形態が存在